苦しみの真ん中にいる人に慰めの言葉をかけるのは、生まれた苦しみを租借し飲み下してどうにかしてそれを正当化しようとしているにすぎず、理屈を並べ「仕方なかった」と言っているだけである。
畢竟、慰めようと言葉を紡ぐことは、苦しみのただ中にいる人にとって何の意味をもなしえない。 その個人が感じる苦しみは、理屈とは何ら関係ない。 理屈では、補えない。 慰めようとするときに、言葉は真実無意味である。 ただそばにそっとよりそうことが、きっとなによりも助けになる。 そう思うのは私だけか。 #
by l5l
| 2009-10-19 01:58
| ふつうなとき
精一杯の優しさと、大人な対応。
(背伸びの回答) あたしは今生あなたに会わないつもりです。 今ならどんな酷いことも言える気がする。 笑うの。 せめてものあたしの反抗。 笑うの、最期に。 あなたを、苦しませるために、あたしは笑うの。 あたしの血は、地から叫ぶわ! そうして、罪の意識にさいなまれるがいい。 死してなお勝利の栄光に輝かんことを! (そうしてまた、自分を殺す) (痕が消えない内に、また) #
by l5l
| 2009-10-19 00:19
| ふつうなとき
思い描いていた未来は既に過去で、現在は過去を取り戻せず、未来は見えない。
現在は瞬間の連鎖の間にいて、現在は、現在であって、既に過去である場合も多い。 時間は、まさしくゾル状のものなのだろう。 #
by l5l
| 2009-10-17 18:24
| ふつうなとき
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